HDD Acquisition Speed

ハードディスクの複製をする際の所要時間についての考察です。

ディスク複製の所要時間を決める要因の1つとしてデータ転送速度が挙げられます。現在主流となっているインターフェースの規格上の値は以下の通りです。

  • SCSI-3 - 320MB/s
  • SATA - 150MB/s
  • ATA133/100/66/33 - 133/100/66/33 MB/s
  • USB 2.0/1.1 - 60/1.5 MB/s
  • IEEE 1394 - 50 MB/s
  • 100BASE-TX/10BASE-T - 12.5/1.25 MB/s

転送路に低速のインターフェースがあればその部分がボトルネックとなり、それだけ所要時間も増える可能性があります。

ここで複製時間(h)をx, 複製サイズ(GB)をyとしたときの転送速度別のグラフを以下に示します。


上図は半日間(12h)、下図は5日間(120h)の範囲で20MB/s(赤), 5MB/s(緑), 1.5MB/s(青)の3通りのラインを示しています。

現在のPCの性能ではUSB 1.1や10BASE-Tが入ってくると、その部分がまずボトルネックになり最速でも青線のラインとなるため、100Gの取得でも半日以上かかることになります。

それ以外の場合は別の要因(CPU, バッファサイズ等)がボトルネックとなり、経験的には5MB/s〜20MB/sの範囲になります。この場合、所要時間は赤線〜緑線の範囲となるため、例えば取得対象が100Gであれば所要時間が1.5h〜5h、500Gであれば7h〜1日強、1Tであれば半日〜2日強かかる計算です。

複製を実行する際には、USBの外付けHDDに書き出す場合はUSB 1.1で認識されていないこと、ネットワークで転送する場合は10BASE-Tになっていないことを最低でも確認しておくことが望ましいといえます。