fsstat

名前


fsstat - ファイルシステムの一般的な詳細情報を表示する

書式


fsstat [-f fstype ] [-i imgtype] [-o imgoffset] [-b dev_sector_size] [-tvV] image [images]

説明


fsstatはファイルシステムに関連する詳細情報を表示する。このコマンドの出力はファイルシステム依存となる。少なくともメタデータの値(iノード番号)の範囲とブロックやクラスタのコンテンツ用ユニットの情報が与えられる。スーパーブロックから得られるマウント時刻や独自機能などの詳細情報も与えられる。FFSやExt2などのグループに分割するファイルシステムでは、各グループの配置がリストされる。

FATファイルシステムではFATテーブルが簡略化されたフォーマットで表示される。このデータはセクタ内にあり、クラスタ内にはない。

引数

-t type
ファイルシステムのタイプのみを表示する。

-f fstype
ファイルシステムタイプを指定する。引数に"-f list"を指定するとサポートされているファイルシステムタイプのリストを出力する。このオプションが与えられなければ、自動検出を実行する。

-i imgtype
イメージファイルのタイプをrawのように指定する。引数に"-i list"を指定するとサポートされているタイプのリストを出力する。このオプションが与えられなければ、自動検出を実行する。

-o imgoffset
そのイメージ内でファイルシステムの先頭を指すセクタのオフセットを指定する。

-b dev_sector_size
デバイスのセクタサイズをバイト値で指定する。このオプション指定がない場合はイメージフォーマットで利用されている値か512が指定される。

-v
標準エラー出力STDERRに詳細情報を出力する。

-V
バージョン情報を表示する。

image [images]
-iで指定したディスク(パーティション)イメージを指定する。イメージが複数に分割されている場合は複数のファイル名を指定することができる。もし1つだけ指定されて、かつそれが連続する名前の先頭(例えばファイル名が'.001'のように終わっている)であった場合、後続のイメージは自動的に含まれる。

著者


Brian Carrier <carrier at sleuthkit dot org>

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